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性倒錯者のかなしみ

 「レグ・ラバ・ザ・ポチ」

 これは、かつて講談社が発行していた青年コミック誌、「ミスターマガジン」に連載されていた足フェチをモチーフにした漫画作品のタイトルです。

 少年期のトラウマから女性の足にしか欲情しなくなった青年・
魅力的な足を持ちながら、自分の最も醜い部分としてその足を嫌悪している女性・麻葉
しかし、彼女もまた足を愛される事でしかオーガズムを得られないパラフィリアでした。
運命的に巡り会った2人の男女の奇妙な愛情物語。

leglover.jpg


 実はこのコミックスは、僕が若かりし頃に交際していた女性の忘れ形見なのです。

 彼女はごくノーマルな女性でした。
しかしどういうわけか、このフェティシズムをテーマにした漫画にハマり、毎号夢中になって読んでいました。
掲載誌のミスターマガジンを発売日に購入して真っ先にこの作品を読み、さらに新書版も発売と同時に買い求めていたほどのお気に入りでした。

 そんな大切な本を、交際を解消した際、僕が借りていた部屋に置いていってしまったのです。

 その後、僕は転居する度にこの本を処分しようかどうか迷いつつ、今だに自分の書棚に収めたまま現在に至っています。

 彼女は本をとても大切にする女性でした。
祖父が出版業に関わっていた人で、小さい頃から本は丁寧に扱うよう厳しく躾られて育ったそうです。
それは雑誌や漫画でも同じでした。
僕が仕事の資料に使う本を雑に扱っていると、とても悲しそうな顔をしていました。

 経年で薄っすらとヤケてしまった彼女の忘れ形見を手に取り、パラパラとページを繰ると懐かしい日々の記憶が蘇ってきます。


 ビールの苦味を美味いと感じるようになったのはいつの頃からだったでしょうか…

 10代後半、童貞を喪失した瞬間に、僕は その行為に対してほとんど興味を失いました。
おそらくは通常より少し遅いくらいの初体験でしたが、何の感動も湧き起こりませんでした。
さほど期待していなかったとはいえ、僕は少なからず落胆していました。

 それよりずっと以前から、自分が被虐性愛者である事は自覚していました。
自分の性衝動は別の所に存在している。
セックスに対する失望感は僕を次の行動へと駆り立てました。


 SM誌で、とある有名SMサークルが会員を募集している事を知り、矢も盾もたまらず入会案内書を取り寄せたのです。

 入会の申し込みには期限が切られていました。

 現在のようにSMクラブが乱立する以前、SMは今よりもずっと背徳感に満ち、アンダーグラウンドな雰囲気を湛えていました。
それは若者が簡単に足を踏み入れてはならない世界のように思えました。

 しかし、ノーマルなセックスでは“肥大していく自己の性的欲求を満たす事が出来ない”という焦燥が、僕の背中を押したのです。
さんざん迷いましたが、締め切り間際に微かに震える手で申込書に記入し、期待半分不安半分でポストに投函しました。


 その後1週間ほど経って、会から入会審査を行うので指定場所に来るよう連絡が入りました。

夏の蒸し暑い夜でした。
僕ははやる気持ちを抑えて、指定された都心のマンションへと向かいました。

 そこには2人の女王様が待機されていて、僕を優しく迎え入れてくれました。
僕は初めて遭遇する女王様がたを前にして、とても緊張していました。

 照明が落とされたその部屋は、梁や檻などが設置され、鞭や拘束具などの責め具がディスプレイされた異空間でした。
30分ほどのカウンセリングで自分の性癖や願望を伝えた後、僕は人生初のSMを体験することになりました。

 2人の女王様に促され、その日初めて女性の足下に跪いたのです。
そして念願だった足指に口づけることを許されました。

それは僕をマゾヒズムの世界へといざなう儀式でした。

 正座をして両手で女王様のおみ足をしっかりと支え、足指を一本一本口に含んで舌先で丁寧に舐め清めます。 
指股にも舌を差し入れ、皮脂や汚れを残さないように舐めとりました。
少しでも手を抜こうものなら女王様の厳しい叱責と鞭が飛びます。

 僕は口の中一杯に拡がる甘美な味わいに酔いしれ、若い股間をはち切れんばかりに屹立させていました。

憧れていた、女性のおみ足

 その味や香りや感触は想像していた以上に僕のリビドーを揺さぶりました。

 この背徳の儀式は、セックスの何十倍もの快感を僕に与えてくれたのです。


 その後、豊臀に顔面を潰され、尻を一本鞭で打たれ、股間を蝋涙で固められながら、2人の女王様の前で精を放ちました。
その時、僕はハッキリと自分の居場所を確認する事ができたのです。

そして、その“官能的な世界”の虜になりました。

 しかし、その一方で僕はノーマルな女性たちとも交際をしていました。
通常ならセックスに溺れるような年頃でしたが、そちらの方はいたって淡白でした。
なるべくそういう雰囲気にならないように努めていたと言った方がいいかもしれません。

 かと言って、彼女たちの中にサディズムを求める事もなく、自分の性癖を口にする事もありませんでした。

ただ、自分にとって女性は畏怖崇拝の対象であるという、どこか漠然とした思いだけはありました。

 女体にのしかかり、獣のように獰猛に腰を振ることに躊躇いがあったのです。
むしろ体の上に跨られ、抑え込まれ、見降ろされながら腰を使われるような構図が自分に相応しいような気がしました。

 最初は女性に覆いかぶさって腰を使ってはみるのですが、すぐに中折れして元気が無くなってしまうのが常でした。

 女性はオーラルで僕を励ましてくれましたが何度やっても結果は同じで、そのうち疲れ果て諦めてしまうのでした。
精神的な抑圧から女性に包み込まれたまま、オーガスムに達することが出来ないのです。


 そんなことを繰り返し、いつしか彼女達は僕から離れていきました。
僕はノーマルなセックスに関しては不能者同然でした。

 何度めの恋愛だったでしょうか…

 僕は、冒頭で書いた女性と付き合うようになりました。

 同じ価値観を共有できる相手は恋愛のパートナーとして理想的ですが、そういう意味において彼女は僕にピッタリの女性でした。
一緒に映画を観たり、美術館を巡ったり、ショッピングに付き合ったり、お酒を飲んで語らうだけで充分楽しかったのです。
しかし、一定期間交際すると大人の関係になっていく事は避けられないようでした。

 彼女とのセックスもまた他の女性たちと同様でした。
普通の男として愛されるだけでは、僕の欲求は満たされないのです。


 彼女は自分の責任だと勘違いをしていたようですが、この時も僕は自己の性癖をカミングアウトする事はできませんでした。

 ノーマルを装いつつ、満たされない思いを抱え苦悩する日々。
僕は自らのマゾヒズムを解放する場として、彼女の目を盗んではSMクラブへと通っていました。

 おそらく彼女を性的に満足させてあげた事は一度も無かったと思います。
最後は口や舌を使って、彼女をオーガズムに導いてあげる事が、せめてもの償いでした。

 この頃、僕のマゾヒズムはどんどん重症化していきました。

 SMの深みにはまればはまるほど、セックスが味気なくつまらないもののように感じられました。
僕は女性器に奉仕する事で勃起を促し、性行為の最中、目を閉じて被虐的妄想に耽る事で勃起状態を維持していました。

 挿入行為とは違い、クンニリングスは僕を興奮させました。
一方的に奉仕する方がより好みでしたが、相互で行う際、目前に迫るお尻の谷間に顔を埋める行為も僕のマゾヒズムを刺激しました。

 彼女にS女性になって欲しいと望んだことはありませんでしたが、彼女との日常やセックスにおいて少しでもマゾヒズム的な要素を見つけだそうとしていました。


 ある時、僕は思い切った行動に出ました。

  いつものように騎乗位に飽きて萎え始めた頃、僕はペニスが抜けてしまわないよう慎重に腰を動かしながら屈曲位と呼ばれる体位に持ち込みました。

 そして彼女の両の脚を抱えピストン運動を続けながら、少しずつ足裏に顔を寄せてみたのです。
間近で眺める彼女の足は、小ぶりながらも長い指先がバランス良く並び、角質など全くないスベスベした美足でした。

 顔をあてるとヒンヤリとして微かに湿ったような感触。 甘酸っぱい香りが僕の官能をまさぐります。

 それは熱く火照った顔にとても心地よく、癒される感じがしました。

 僕はゆっくりと頬ずりし、土踏まずにそっと唇を触れてみました。

 女性の足に対する憧憬。そして隷従…

 僕は顔面を彼女の足裏に徐々に強く押し当てていく事で、あたかも踏みつけられているような錯覚に陥りました。

 被虐的リビドーが喚起されたのか、わずかに股間のものが蘇生しました。
元気なく今にも抜け落ちそうだったものが彼女の足裏の香りや感触に反応したのでした。

 僕は足指に遠慮がちに舌をはわせ、少しだけ口に含んでみました。

 「あっ!」と小さく抗う声。 

 しかし思いがけず、自分の中で脈動を打ち始める雄の猛りを彼女は感じ取ったに違いありません。

 僕は次第に大胆になり、彼女の足の指を一本ずつ舌で絡めるようにしゃぶり、爪の間に舌を差し入れてその味や香りに酔いしれていました。
自分でも股間の物がどんどん熱く硬くなっていくのを感じていました。



(この人、私の足を舐めることで興奮している…) 彼女は間違いなく気がついたと思います。

 しかし、その後も特に抵抗する事なく最後まで僕に身を任せてくれました。

 この日、僕は彼女の足を愛でることでオーガズムに達することができたのです。

 膣不感症気味の僕が射精できた事を彼女は喜んでくれました。 しかし僕の心には後ろめたさが残りました。

 当時、彼女は毎日のように僕の部屋に通って来ていました。
彼女の荷物が少しずつ増えていくことに悪い気はしていませんでしたが、性的な部分で“僕でいいのだろうか?”という思いは常にありました。

 たまに行うセックスは、相変わらずでした。
足を舐めたり騎乗位でしてもらった時は逝く事もありましたが、大抵は中途半端に終わるので彼女に申し訳ない思いが先立つのです。
彼女は僕を気づかってか、そのことに関しては一切口にしませんでした。

 そんなある日、彼女に差し出されたのが「レグ・ラバ・ザ・ポチ」でした。

「最近この漫画が、お気に入りなの…」

 それは冒頭から女性の足に対するフェティッシュなシーンの連続で、全編を通して性的倒錯者の生態を描いた作品でした。
僕はどう反応したらいいのかわからず、さして関心のないそぶりでパラパラとめくって
内容とあまり関係のない感想をもらし、その本を彼女の手に戻しました。

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 「Leg Lover the POCHE」は“Leg Lover”というよりは、むしろ“Foot lover”とした方が合うと思われる内容の作品でした。

 女性の脚に視覚的な魅力を感じる男性は多いと思います。
そういった意味では脚フェチはわりとノーマルな性嗜好といえます。

 ところが、この漫画に登場するカップルは 足を舐め、舐められる事がセックスの代替行為となっているのです。 
彼らを含め登場するキャラクターは皆、ノーマルなセックスでは満たされない性的フリークスとして描かれています。

 僕も女性の大腿部からくるぶしにかけてのセクシーなラインにとても魅かれますが、性的嗜好としてはくるぶしから先にあるの方に、より興味が向いています。

 その形状の美しさはもちろんですが、汗腺が集中する足裏や指股の蠱惑的な香りや味に激しく惹かれます。

 それは麻葉の思いに描かれたように、女性にとってはの部分なのかもしれません。
しかし、足フェチにとってそれは女性器と同様に神がかり的な魅力を持ったパーツなのです。

 女性の足を崇拝するという心理の裏には、その美しい足で踏みにじられたいという別の願望が潜んでいます。

 僕は“女性の足によって蹂躙されたい”という願望は、男性マゾヒズムの根幹であるような気がしています。

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 もしかしたら彼女は、僕を足フェチと認識し、僕の事を「Leg Lover the POCHE」の主人公に投影していたのかもしれません。

  彼女は新しい掲載号が出る度に僕の目の前でそれを読んでいました。
それは僕の性癖に対するささやかな抗議だったのでしょうか?
それとも僕の性癖を“全て受け入れてくれる”というサインを送ってくれていたのでしょうか?

 その後、彼女とは性的な事とは別の理由で別れる事になってしまいました。
「レグ・ラバ・ザ・ポチ」は歯ブラシなどの日用品と一緒に僕の部屋に置き去りにされていました。

 今となっては彼女の意図は知る由もありません。 あるいは単に僕の思い過ごしで、特別な意図などなかったのかもしれません。

 僕の中には様々な性癖が混在しています。
女性の足に対するフェティシズムはそのほんの一端にしか過ぎません。

 僕の心の奥に拡がる底知れない闇を知らずにいた事は、彼女にとって幸福だったかもしれません。

 その後、僕は長い時を経て、ようやくその暗闇に光を当ててくれる女性と巡り会うことができました。
僕は今、その無常の幸せを噛み締めているところです。

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ノーマルとアブノーマルの狭間で

 すいません、僕ってノーマルなもんで、
今回の記事、全然理解できません (。。)☆\バキ 

 というのはウソで、ものすごく、よくわかった。 

 このコミックはよく(立ち読みで)読んでました。

 Femdom系〜男性マゾヒズムが、少なくともコミックのテーマやジャンル、カテゴリーとしてまだ一般に認知されていない時代の先駆的な作品だったと思います。

 気軽に誰かにお勧めできる類いの内容ではありません。しかし、そんな雰囲気にも、ひょっとするとなりつつあった時代だったのかもしれない。

 そういう意味では、mugiさんの元彼女さんの意図が、特殊だったのか普通だったのかはわかりかねます。

 意味深だったのか、何も考えてないお気楽なものだったのか・・・僕としては前者だったと思いたいです。

 このコミックはいわゆる「漫画作品」として僕の好みのタイプというわけではなかったのですが、足(脚)フェチに特化した部分で、マゾヒズムがわかりやすく描かれていました。

 文学では伝えきれないタブーの忌避性を、イラストでごまかしていたようにも感じ、あけすけな欲望むき出しの描写には、ちょっと距離を置きたかった。

 純粋なマゾヒズムをテーマにしていたわけでもなかったように感じていましたし、「ちょっと違うんじゃないか」という印象でね。

 マゾヒズムは複雑で矛盾だらけの世界です。ストレートに表現するよりも、曖昧性を残したほうが真のマゾヒストには受けるような気がします。

 これとほぼ同じ時期、僕が好きだったのは森園みるくの「Beehive 」で、

(マゾ花の過去記事)
http://homer.blog33.fc2.com/blog-entry-41.html

 この時代は青年誌がアダルト路線を打ち出し始めた頃と重なります。

 「SMっぽいの好き」というレベルが健全なアダルトで、リスキーな変態性SM愛好者群像の中では、意味不明なグレーゾーンに生息するマゾヒズトの真の姿と願望が突然クローズアップされるようになり、ネット社会の到来とともにマゾヒズムの大胆な表現が可能になっていくわけです。

 そんな状況の中で「レグ・ラバ・ザ・ポチ」は、あまり好きではなかったけれど、よくぞここまで描いてくれたと!と、その先駆性に少しだけ感激したのは覚えています。


 そして、今回の記事では、mugiさんもそれに負けず劣らず赤裸裸に書いて下さってますね。これには感動しました。

 ご自身のプライベートな秘話を、なかなかここまでカミングアウトできよねっていうか、なんちゅう〜か・・・

 マゾヒズム的にほろ苦い、(第三者的に)淡い情趣の漂う心に染みるエピソードのご紹介、堪能させて頂きました。

 同じマゾヒストとして理解できる心情である一方、一般の人々の共感が得られるかどうか、ギリギリのボーダーラインかもしれません。

 だけど、mugiさんの元彼女が「一般の人々」に含まれていたと仮定して、この作品をお読みになられて何かを感じ、あるいは何かを伝えたくて「レグ・ラバ・ザ・ポチ」差し出したのであれば、そのギリギリのところで、お互いの関係が深まるのか離れるかのキワドイ瀬戸際だったように(僕には)思えます。

 元彼女にとっては、マゾヒズムの深い部分は理解できなくとも、mugiさんの願望やファンタジーには理解を示したいというメッセージだったのではないでしょうか。

 つまりmugiさんを愛したい。もっと愛してもらいたい。

 それが、mugiさんから「崇拝されたい」とか、mugiさんを支配したいなどというステージへの発展や進化ができるかどうが微妙ではありますが・・・

 そう願いたい。

 ノーマル同士の性愛関係にしても、似たようなすれ違いがあるでしょう。

 すれ「違い」なのか、違いの深いか浅いかの違いなのか、それはわかりません。

 いずれにしても、何も考えずにこのような作品を誰かにプレゼントできるものではないと思うのですが、どうなんでしょう。


 ちなみに僕は、このコミックの麻葉のように、足(脚でも)を舐められることによってエクスタシーを感じる女性の足をお舐めする、という行為にあまり魅力を感じることができません。

 まぁ、クンニでも何でも、ご奉仕してアヘ顔になってしまう女王様を見たくないっちゅ〜か、なんちゅう〜かね…

 本当は足を舐められるのなんて(女王様的にも)イヤで、むしろキモいとすら感じてはいるのだけれも、「僕にだけは舐めさせてくれる」、という都合のいい設定があって、哀れみというか蔑みというのか、そういう冷静な視線でも見つめられながら、命令されて調教的に舐め奉仕をさせられる、というのが好きです。

 それがいいんだよぅ〜(>_<)...って、どうでもいいか、そんなコト 

 変態のことを理解できない一般ノーマルな人々の感じ方と、変態独特の感じ方にある種の違いはあるにせよ、同じ人間の、人としての感性の違い、個性の違いという受け取め方も可能だと思う。

 変態でもマゾでも脚フェチでもない人は、この作品には何も感じないだろう。

 おそらく「キもい」とか、画一的メッセージしか受け取れず、評価するという水準には至らないんじゃないかな。

 でもそういう人の方が実は少なくて、「なにがしか」を感じることのできる潜在的変態感性を持つのが「普通の人の仮面」をつけた真の変態であり、逆説的に言うならば、一般的に言われているノーマルな人というのは、「時々変態の仮面をつける普通の人」という言い方も出来るでしょう。

 鞭で打つのも打たれるのも、聖水を飲むのも飲ませるのだって、愛情表現の一つのかたちという見方ができると思います。


 ところで「女性の脚に視覚的な魅力を感じる」のがノーマルな感性であれば、お尻にも同じことが言えるはず。

 しかし「ヒップ・ラバ・ザ・ポチ」というコミックは存在し得ないのか?

 「レグ・ラバ・ザ・ポチ」も今回のmugiさんの記事も、「脚(足)」を「尻」に置き換えるだけで、僕にも全く同じことが言える内容です
(大きな声では言いにくいのだけれど)

 ターゲットの位置が少しズレているだけで、マゾヒズムの本質的な核となる部分は同じでしょう。

 もちろん僕も脚フェチであることは否定しないし、むしろ脚もお尻も(胸も!)、女性の身体は人格も含めて全パーツ大好きなのです!

 そういう意味では僕は全く健全な、普通の人なんです。 (。。)☆\バキ

 ただ今回のmugiさんのこの記事を拝読して、自分のマゾヒズムがさらによくわからなくなってしまった。

 おつきあいしたい理想の女性がノーマルであって欲しいのか、サドマゾヒズムと理解する変態であって欲しいのか。

 あるいは、ノーマルな女性に(その瞬間だけ女王様になって頂いて)足で踏みにじられたいのか、

 それとも生粋の変態サディスティックな女性の足で踏みにじられたいのか?
  
 いったい、どっちなのだろう? 

 踏まれて、舐めさせて頂けるなら、どっちでもいいか、そんなコト (。。)☆\バキ




Re: ノーマルとアブノーマルの狭間で

長文のコメントありがとうございます。
最近は仕事に忙殺される日々が続き、更新が滞る事が多くなってしまいました。

それでも少しでも自分のマゾヒズム的私感を残したいと、風呂やトイレの中で暇を見つけては
iPadのメモ帳に文章を打ち込んでいます。

この記事は最後まで公開しようかどうか迷っていたので、好意的なコメントを頂けて嬉しかったです。
なぜ迷っていたかと言うと、書いているうちに 独りよがりのセンチメンタルな内容に終始しているのが
恥ずかしく思えてきたからです。 軽度なマゾの方には中々理解してもらえない気もしました。

今はマゾヒズムを謳歌していますが、若い頃はノーマルとアブノーマルの狭間で苦悩した事もありました。
特にマゾヒズムによる膣内射精障害は当時は、深刻な悩みでした。


天野哲夫氏の著書「女主人の鞍」の中に、まさに僕と同じ思いが語られた文章があります。
インポではないのに性交の能力がない。
天野氏は結婚して30年以上に渡り童貞のまま、奥様は処女のままだったそうです。
奥様は天野氏にマゾの気があるということに気づいていながら
しかし、それが性交を不能にするほど深刻なものだとは思っていなかったようです。

僕の場合はとりあえず最初は勃起するので、多くの女性に挑んではみましたが、最後まで
達したのは数えるほどです。
女性に対しては、満足させてあげられないという負い目を持ち、自分自身も快楽を得られない。
そうなると、元々あまり好きではない性行為に、どんどん嫌気がさしてくるのです。


それでも女性に対して敬愛の念があり、その肉体的美も崇拝するほど心酔しているのでジレンマに
陥るわけです。
男女は性的に繋がっていないと深いところまで理解しあえないと言う思いもありました。

僕は過去におつき合いした女性に自分から別れを言い出した事はありません。
女性崇拝者として彼女たちに精一杯尽くしたという思いはあります。
それでも性的な関係が希薄だと交際を長く続けるのは困難です。
子孫繁栄の為のDNAがそういう選択をさせるのでしょうね(笑

天野氏のように肉体関係を持たず、30年以上も円満でいられる男女関係は稀有だと思います。

友人や従兄弟が結婚し、子供を作り、家族が増えていく様子を眺めながら、自分にこの
幸せは訪れないだろうなと予感していました。

女性の肉体の一部に対するフェティシズムは、ノーマルな女性が許容できるギリギリの
ラインのような気がします。それらを遥かに超えた肉体的苦痛愛好や汚物崇拝は、知識としては
持っていたとしても、到底理解の範疇を超えているでしょう。

自分のアブノーマルな性癖を少しでも理解してくれるのは女王様を職業としている女性のみです。
ですから僕は女王様に対して、並々ならぬ感謝の念を持っているのです。


実は、僕もレグ・ラバは漫画作品としてはあまり好みではありません。
まず、画風があまり好きではない。
置き去られた本も長らく放置したままでしたから、内容の詳細もだいぶ経ってから知ったのです。

漫画や小説、映画でもそうですが、特殊な性を描く場合、作者本人にその気がないと
中々難しい面がありますね。
この作品が一般誌に掲載されたことは大いに意味がありますが、やはり専門誌に発表の場を
持っていたたつみひろし氏や暗藻ナイト氏らの情念のようなものは越えることはできません。

元彼女はレディースコミックよりも青年誌を好んで読んではいましたが、この内容に
興味を惹かれていたのは、やはり僕の性癖と無関係ではないような気もしています。

彼女たちが今どのような生活をしているのか全くわかりませんが、普通の幸せをつかんでいて
欲しいと願うばかりです。

女性のお尻に関してですが、当然ながら僕も大好きです。
年を経てからは一番魅力を感じている部位かもしれません。
homerさんが傾倒している顔面騎乗のカテゴリーに関しては、少し表現手法を変えて記事に
したいと目論んでいますが、思うように時間がとれず先延ばしになってしまっています。

気長にお待ち頂けると嬉しいです(^^)
プロフィール

mugi

Author:mugi
踏みつけられて、より強く丈夫に
育つムギの様でありなさいと
ご主人様が付けて下さった奴隷
名です。なんという素晴らしい
ネーミングセンス!
しかも音の響きも可愛らしい。
ビールが大好物の僕にピッタリ!
とても気に入っています(*^o^*)
馬派(苦痛)・犬派(奉仕)・豚派
(便器)全てのM性癖を持ち合わ
せたオールラウンダーな変態を
目指しています。

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